老後の生活がたのしめない。。

「消えない笑いじわ」に気づいたのは、39歳頃でしょうか。
ある朝、鏡を見て突然「おや?」と思ったんです。
それまでにも大笑いしたりすると、唇の左右に小さなシワができることはありましたが、真顔に戻れば消えました。
それがどういうわけか消えない。両手でシワを引っぱってみるものの、手を離すと、くっきりと逆戻り。
「ああ、ついにこういう日が来てしまったか」と物悲しくなりました。
よく、「10年後の自分の顔を見たければ、テーブルに置いた鏡を上から覗きこめ」と言いますよね。
20代の時にやってみたことがあるのですが、シワなんてほとんど出ず、「私はアラフォーになってもこのままなんだわ」と余裕の気分だったのです……。
「消えない笑いじわ」に気づいた私は、すぐにリンクル対策の美容液や保湿パックを購入、毎日使い続けました。
半月ほど集中ケアをすると、口元の小じわはほとんど目立たなくなりました。
けれどもその喜びは束の間。出勤前には存在していなかった小じわが、お昼休みを過ぎる頃になると、またもや姿を現すのです。
そのうち、美容液をどれだけすりこんでも小じわは現れ、とうとう唇の両端に居座るようになってしまいました。
徐々に、人前に出るのが億劫になっていきました。
お客様とお話をしていても、お相手の目線が自分の口元に向いているような気がして、不安にかられたり。
シワひとつない20代女性を見ると、二度と自分には戻ってこないものを目にしたようで、切なくなったり。
コラーゲンを摂取すると効果があると聞き、祈るような気持ちで粉末やドリンクを毎日摂取してみたのですが、顔がテカテカと脂っぽい感じになっただけでした。
そんな私にのこされたシワ対策は、なるべく人前では笑わないこと・スマイルを浮かべないことでした。
でも……無理でした。私は笑うことが大好きでしたから。
あれから約5年。
どんなに努力しても唇の両端のシワは消えてくれないと分かり、今は「シワとの共存」を楽しむことにしています。
このシワは人生の年輪を重ねてきた証。そう考えるようにし、年輪にふさわしい内面を備えられるよう、自己研鑽を積み重ねる日々を送っています。

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